シャーマンキング   用語集

 

 

 

アークエンジェルズ #104〜

 X−LAWSのメンバーが扱う、機動天使たちのオーバーソウルの総称。ラキストがグレートスピリッツの天使コミューンから持ち帰った、本物の天使の一部を車の精霊に組み込んで作られた。

アイアンジベットブーツ #124〜

 アイアンメイデンのマスクを媒介にシャマシュを憑依させた、ジャンヌのオーバーソウル。吊りカゴの形状をしたブーツで、ふくらはぎにネジで固定するようになっている。靴底には無数の刺が突き出ている。

アイアンヘッドドレス #124〜

 アイアンメイデンのマスクを媒介にシャマシュを憑依させた、ジャンヌのオーバーソウル。後頭部にアイアンメイデンのマスクが付いている。

アイアンメイデン(鉄の処女) #119〜

 ジャンヌが常に入っている、中世ヨーロッパに存在したとされる拷問器具。内側に32個の四角錘型の刺が出ており、中に入れられた罪人はその刺付きの腕に抱き締められる。そのままだと全身の血を抜かれて死んでしまうが、大抵は恐怖で自白するか痛みでショック死したという。

アイアン指締め器 #124〜

 アイアンメイデンのマスクを媒介にシャマシュを憑依させた、ジャンヌのオーバーソウル。指に圧迫を与える事で、装着させた者に苦痛を与える。

アイアンレオタード #124〜

 アイアンメイデンのマスクを媒介にシャマシュを憑依させた、ジャンヌのオーバーソウル。装着者の体を窮屈に締め付け、下半身には貞操帯が装着される。

ICEMEN #112〜

 ピノをリーダーとするチームで、メンバーはゾリャーとカジマヒデ。彼らは3人で力を合わせて戦う連係プレイを得意としており、技は全て3人の協力によって繰り出される。大気中の水分を大量のツララに変えて相手を攻撃する「アイスランチャー」、溜めた冷気を一気にぶつけて相手を体内から凍らせて砕く「ドルイドマジック」、上空に巨大な氷山を作り出して撃ち砕き破片を敵の頭上に落とす「オーロラ北極点」などの技がある。

アイヌ #32〜

 神(カムイ)に対する人という意味の、北海道やサハリンに居住する先住民族。自然・動植物・道具などに神の存在を見て、事ある毎に祈り多くの儀礼を行っている。自然の脅威や怖さを理解し克服ではなく共存する道を選んだのは、自然に対し耳を傾けその意思を理解することで誰もが皆平和に生きられるようにするためだった。また出会ったコロポックルたちから様々な技術・漁や狩りの仕方・文化や風習を学び、人間と自然の調和を保つことが何よりも大事だと悟ったからでもある。それゆえに、「山の神は時折強い人間と戯れたがるものだ」という諺も伝わっている。なお彼らにとって最も神聖な動物は狼であり、祖先はある女神と狼の間に生まれた子だという伝説もあるほどである。

青木レコード ふんばりの詩〜

 ふんばりが丘にあるCDショップ。

麻倉家 #9〜

 麻倉葉王を始祖とする、平安時代より千年続く名門のシャーマン一族。日本におけるシャーマンたちの長ともいうべき家系で、その活躍は伝説として各地に残されているほど。本殿は出雲の山奥に600年ほど前から存在し、かつては門下生を含めて最高171人が暮らしていたという。しかしシャーマンの存在が忘れられてしまった現在では、葉明・茎子・葉の3人しか住んでいない。元来の家紋は始祖葉王を示す陰陽の印・五芒星だったが、葉王の暴走後は星を砕き樹木へと変える印となったらしい。

麻倉修験堂 #49〜

 麻倉家にある、たまおがよく出入りしているお堂。コックリさんはここで行う事が多いらしい。

アザゼル #262〜

 聖なる銃弾を媒介に第二次世界大戦時の戦車群の精霊を憑依させた、ライハイトのオーバーソウル。ルシフェルと共にあったという堕天使で美少女に魅了されて地上に降り立ち、神の禁を破って人間に武器を与え暗闇に幽閉されていたという。7つの蛇の頭、14の顔、12の翼を持つと言われる。未だ試作機の機動天使であり、遠距離からの砲撃が唯一の戦闘スタイルだが、その強さは五大精霊をも凌ぐという。

阿蘇山丸

 島根のジョーたちを満州まで運んだ船。

アペガ像 #125〜

 アイアンメイデンのマスクを媒介にシャマシュを憑依させた、ジャンヌのオーバーソウル。元はスパルタの暴君・ナビスが妻に似せて作らせた像だといわれている。胸や腕に無数の針が仕込んであり、バネ仕掛けで近くにいる人間を抱き寄せては貫き殺す仕掛けになっていたという。

阿弥陀流剣術 #8〜

 阿弥陀丸が一度に万人と戦うために、独自に編み出したオリジナルの剣術。「如来」の構えに始まる、阿弥陀丸を鬼人とまでいわしめた伝説の剣術である。相手の正面を2本の刀で打ち抜き武器もろとも破壊する「後光刃」、刀を素早く振り真空波を飛ばす「真空仏陀切り」、一瞬で相手を何度も切り刻む「大後光刃」、ほぼ力任せに相手をぶった切る「仏陀切り」などの強力な技がある。また葉と協力して編み出した「無無明亦無」は、敵の巫力や霊力を無効化する浄化能力を持つ。

E・シャーマン #123〜

 シャーマンの称号の一つで、エジプト魔術を扱う者たちの総称。エジプト魔術はエジプトの神々の力を利用する術であり、後に西洋魔術を派生させたという歴史がある。特に太陽神ラーと冥府の神オシリスの力が強大なので、この二人の力を借りることが多い。

イタコ #9〜

 シャーマンの称号の一つで、霊との交信を行える者たちの総称。どんな霊でも自在に呼び寄せ、憑依合体や会話などを行う事が出来る。生まれつき目が見えなかったり、何らかの理由で視力を失ったりした女性である事が多い。

ウゥドゥ・マエル #161〜

 シャーマンの称号の一つで、ドルイド魔術を扱う女性達の総称。古代サクソン語で女ドルイド僧を表す言葉で、「森の母」「樫の木の女神の巫女」を意味する。ドルイド魔術はケルト民族が生み出した術であり、神託や予言などを行うため神と人間の仲介人と呼ばれている。

丑の刻参り #263〜

 殺したい相手の髪の毛を呪いのワラ人形に込め、五寸釘を打ち込んで即死させる巫術。しかしもしも相手の巫力の方が上だった場合、術は呪詛返しで跳ね返り自分が死亡してしまう。

ウリエル #104〜

 聖なるミサイルを媒介にフォードGT40を憑依させた、ラーキのオーバーソウル。「神の炎」という意味の名前を持つ、太陽の運行と人の魂の守護を務める大天使である。また最後の審判の日に黄泉の門を開き、全ての魂を審判の席に座らせる懺悔の天使としての役割も持っている。炎の剣と盾を持つ機動天使だが、巨大なフレイルで敵を叩き潰す戦い方を得意としている。

鋭銃拳 #16〜

 カンフーの名門・超林寺の一派で、導弾道のルーツともなった拳法。元来力のない女性が編み出した拳法であり、相手の動きに逆らわず受け流し相手の力を利用して自滅へ誘うという。背中から地面へ叩きつける「背打」、両の拳を高速で撃ち出し相手を粉砕する奥義「双銃拳」などの技がある。

エクトプラズマー #161〜

 シャーマンの称号の一つで、エクトプラズムを扱う者たちの総称。エクトプラズムとはあの世とこの世の中間物質といわれる、シャーマンの体から出される白い煙のようなもの。強い霊媒体質の者が持つ特殊な力であり、物を動かしたり霊魂を形にしたりと、駆使する者によって用途は様々に異なる。

SDIX線レーザー #232〜

 公には存在が公表されていない、人工衛星にカムフラージュされた実験兵器。ラッソ家が某大国に提供した軍事機密兵器で、X−LAWSにも使用権がある。大気圏外から秒速30万kmに及ぶ光速で、数百兆ワットのエネルギーを持つ光線で標的を撃つ。

X会議 #138〜

 X−LAWS全員で行われる、ハオを倒すための作戦を練る会議。

X−V #112〜

 ブンスターをリーダーとするX−LAWSのチームで、メンバーはミイネとケビン。

X−U #112〜

 デンバットをリーダーとするX−LAWSのチームで、メンバーはラーキとポーフ。武器を扱う物理戦闘では、他チームを上回る能力とセンスを持つ。

X−武器庫 #187〜

 箱舟Xの中にある、X−LAWS専用の武器庫。来たるべきハオとの戦闘に備え、用意された武器と媒介が揃っている。

X−LAWS #103〜

 シャーマンファイトにおける、ハオ一派やガンダーラと並ぶ三大勢力の一つ。ラキストとマルコが協力して造り上げ、今はジャンヌがボスを務めている組織である。ラキストの祖父であるルークが一族を裏切り、正義のために創った組織ヘブンズゲートの後身に当たる。Xは10・LAWは法・Sは複数形を示し、10の法の下に正義を行使するという。揃いの白装束は結束の証・死に装束であり、世界中にいるメンバーは全員が何らかの形でハオの被害に遭っている。祖先や家族を殺されたり自分が傷を負わされたりと、皆理由は様々だが全員の目的は唯一つハオを倒す事にある。彼らにとってハオはこの世の法と秩序を乱す絶対的な悪であり、ハオとハオに従う者を全て罰するべく厳選されたメンバーがシャーマンファイトに参加している。彼らは車の霊で魂を砕く力を持った天使クラスのオーバーソウル・機動天使を作り、それを使役して戦闘を行う。

X−T #112〜

 ジャンヌをリーダーとするX−LAWSのチームで、メンバーはマルコとリゼルグ。

M−134バルカン #249〜

 対シャーマン戦用に、田村崎が持ち出したバルカン砲。

エリザ・オペリーレン #246〜

 ファウストとエリザが作り出した、新型の甲縛式オーバーソウル。巨大な注射器やメスで戦い、目晦まし用の手術灯で相手の動きを止めてから止めを刺す。必殺技は、アンプルを逃げ場の無いほど大量に撃ち出す「アンプルハーゲルン」。

エリザベス #85〜

 リゼルグが右腕に装着している、ペンデュラムを使用する際に使うペンデュラム・ベイ。ペンデュラムを発射したりワイヤーを巻き取ったりできるもので、通常時は振り子を根元まで収めいつでも発射できるようにしている。万が一ペンデュラムが破損しても、別のペンデュラムに交換が可能である。

炎 #18〜

 埼玉県便座市栗花6−6−60(ふんばりが丘の北の外れ)にある元民宿で、今は葉とアンナの賃貸住宅。電話番号は28−××××。敷地面積約120坪、築約35年。アクセスはふんばりが丘駅よりバス30分、徒歩18分。こんこんと湧き出る温泉(泉質名:ナトリウム−炭酸水素塩泉、泉質分類:低張性弱アルカリ性温泉)が目玉であり、浴用の適応症は神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・関節の強張り・打ち身・挫き・切り傷・慢性消化器病・痔疾・冷え症・病後回復期・疲労回復・健康増進・火傷・慢性皮膚病。火事で全焼したいわくつきの物件で被害者達の浮遊霊がうようよいるため、家賃は千円という破格の安さである。ちなみに一時期茎子が東京へ出て来た時にも使っており、後に幹久も同棲する事になったらしい。

エンジェルさん #157〜

 スケッチブックを媒介にポンチを憑依させた、たまおのオーバーソウルの一つ。太腿を肥大化させて敵の攻撃を防ぐシールドとなるほか、玉袋を大きく広げて敵の行く手を遮り包み込む「たんたんたぬきの千畳敷」を使う。

王様のトウモロコシ #126〜

 東京の無人島に残されていた分校舎跡を、パッチ族がレストランに改築したもの。客は食券を買って注文するシステムになっている。ざるそばや天丼など、和洋中華全て充実しているのが自慢。

王の社 #264〜

 ムー大陸の地下深くに存在する、シャーマンキング専用の玉座がある場所。ここへ侵入者が到達するためには、十祭司が守る10のプラントを突破しなければならない。

オーバーソウル #9〜

 媒介に霊を憑依合体させている時、溢れ出て具現化されている霊の事。本来物質に霊を込めるのは不可能であるため、無理にやろうとすると霊はその物体から溢れ出るのである。具現化できる度合いはシャーマンの巫力によって違い、注ぎ込む巫力が大きければ大きいほど具現化率も完全に近付く。ただし注ぎ込む巫力が大きいほど破られた時の衝撃も大きく、精神へのダメージは深刻なものとなる。気絶だけならばまだよいが、最悪の場合は死に至る。

おかみ入門 #39〜

 おかみの心得が書かれている、アンナの愛読書。

恐山 #163〜

 本州最北端、下北に位置する日本三大霊場の一つ。かつての火山活動が作り出した硫気孔から蒸気と硫黄の臭気立ち込める殺伐とした風景と、その先にあるカルデラ湖の辺には真っ白な砂浜が広がる静まり返った光景。その地獄とも極楽ともつかぬ異様な世界に人々は死を見出し、亡き人を思う現世の拠り所として名付けられた。居場所を失くした霊たちが、最後に行き着くこの世とあの世を結ぶ山である。

恐山ル・ヴォワール #163〜

 大晦日の夜、出掛けにマタムネが書き残した一枚の詩。葉とアンナ、そして自分へ当てた手紙形式になっている。『葉さんへ』「お前さんを待つその人は、きっと寂しい思いなぞさせはしない、少なくとも少なくとも。お前さんの会うその人は、きっと寂しい思いなぞさせはしない、少なくとも少なくとも。路上に捨てくされやるせなさ、途上にふてくされやる気なし、愛は出会い・別れ・透けた布キレ恐山ル・ヴォワール。」『アンナさんへ』「黒い千羽鶴、その人はじっとさびしい重い謎かかえ夜、折れなくとも折れなくとも。黒い千羽鶴、その人はじっとさびしい重い謎かかえ昼、折れなくとも折れなくとも。気丈にふるまえどほころんで、無性にブロマイド欲しくなり、愛は出会い・別れ・透けた布キレ恐山ル・ヴォワール。」『小生へ』「齢千余年、小生はやっとさびしい思いからはなれます、はかなくともはかなくとも。弱いこの心、小生はやっとさびしい重い殻はがれます、墓なくとも墓なくとも。衆生に長らえどせつなくて、賀正に出会えたらうれしくて、愛は出会い・別れ・透けた布キレ恐山ル・ヴォワール。不肖の身なれども、この度は至上の喜びをちりぬるを、非情に思われど気にはせぬ、微笑のひとつでもくりゃりゃんせ。慕情にもならぬこの詩も、以上もちまして終わります。頭上に輝くはどの国ぞ、地蔵さまおわすあそこかな、愛は出会い・別れ・透けた布キレ恐山ル・ヴォワール。恐山オー・ル・ヴォワール。」

乙斗星 #163〜

 上野から北海道まで直通の寝台列車。ロビーカーや食堂車など、設備も充実している。

鬼殺し #165〜

 マタムネが己の巫力を用いて作り上げる、戦闘用のオーバーソウル。「スピリット・オブ・ソード」のヒントとなったものである。

鬼の舌震 #102〜

 奥出雲に存在する、山陰地方屈指の大河・斐伊川の支流大馬木川に沿う大渓谷。川の源流は船通山にある。

小山田カンパニー #47〜

 萬純が経営している、世界に誇る日本一の電子機器メーカー。創業以来「ちっちぇえ」を目指して開発に取り組み、この言葉は今や世界の共通語となっている。現在では更にその上、「ちっちぇえの最上級」を目標に掲げて日々躍進を続けている。

オラクルFAX #32〜

 パッチ族によって生み出された伝統工芸の一つ。グレートスピリッツの意志をダイレクトにファックス受信できる逸品。電話回線が必要ないため、携帯にとても便利。

オラクルプロジェクター #32〜

 パッチ族によって生み出された伝統工芸の一つ。予選から本戦までの映像を漏れなく記録しており、シャーマンファイトの全試合がどこでもすぐに見られる優れものの映写機である。ボタン一つで簡単に操作可能。

オラクルベル #28〜

 パッチ族によって生み出された伝統工芸の一つで、シャーマンファイト参戦者用パス。オラクルとは「託宣」の意味であり、グレートスピリッツの意思が直接表示されるポケベルのようなもの。バトルの対戦相手や試合の場所・日時・ルール・勝負判定など、シャーマンファイトに関する全ての指令はこのベルを通して出される。そうした様々な指令をこなしてポイントを溜めていき、ポイントが一番高い者がシャーマンキングとなる資格を得る。元々は神託を授かるためだけに作られたものだったが、長い歴史を経て伝統工芸の技術の粋を集めた様々な秘密機能が秘密裏に付与されている。決められた順番通りにスイッチを押す事で巫力値・オーバーソウル値・持霊の霊力値を表示するモード、Eメールや着信音設定・電話機能・テレビの電波受信機能などである。ただしこれはゴルドバを含む十祭司のみが知っている機密事項で、選手達に知らせてはならない事になっている。

オラクルモニター #32〜

 パッチ族によって生み出された伝統工芸の一つ。高画質パッチモニターと迫力の重低音パッチスピーカーが備わっており、充実したシャーマンファイト観戦が出来る。視点変更も自由自在。

オルメカの巨石人頭像 #194〜

 チョコラブ自身の体を媒介にアバさんを憑依させた、チョコラブのオーバーソウル。口から笑いの風を吹くことが出来、敵の攻撃を吹き飛ばす事が出来る。これはアバさんの顔をモチーフに作られた、メソアメリカ最古の文明といわれている遺跡の一つがモデルとなっている。それは彼がシャーマンファイトで見せた勇気が神格化し、インディオが祈りを捧げる神となって造られたものである。

陰陽師 #9〜

 シャーマンの称号の一つで、陰陽道を究め駆使する者たちの総称。陰陽のシンボル「五芒星」は五つの頂が木火土金水の五行を指しており、天地全ての森羅万象を形作る論理が秘められている。例えば五行相剋は闘争による気の力関係を示し、五行相生は気が順次発生する様を示す。つまり五芒星を完全に極め把握した者はあらゆる自然の力を司る事となり、自然の動きを知る事による占術や霊に呼びかける祈祷・呪術、鬼さえも調伏し従える式神の使役といった様々な事が出来るようになる。そして陰陽道最高術「泰山府君の祭」の秘儀を会得すれば、己の生命すら自在に操れるという。なお五行の性質は「相剋」「相生」の他に、「比和」「相乗」「相侮」がある。

怨霊 #18〜

 鬼の一歩手前の状態に当たる、最も厄介な霊の一種。姿は視えるが実体が無いので触れられず、生物に取り憑いて様々な霊障を引き起こす。

COWBOYS #112〜

 ジョニーをリーダーとするチームで、メンバーはジミーとジェイ。

カドゥ・カリー・マハル

 カドゥが経営しているカレーの店で、通称カレー宮殿。ニューデリーに本店を置き、全世界に19の支店を展開しつつなおも拡大中。

カナチ人形 #81〜

 セミノア族の祭事に使われていた、木彫りの人形。現在では、セミノアの巫術のための媒介として使われている。

KABBALAHERS #112〜

ミッキーをリーダーとするチームで、メンバーはルドセブとセイラーム。

ガブリエル #104〜

 聖なる銃弾を媒介にアルファロメオ・ジュリエッタSZを憑依させた、ミイネのオーバーソウル。女性の姿で描かれる事が多い大天使で、シンボルは百合の花。ハート形の盾による防御と、鞭を使っての中・遠距離攻撃を行う機動天使。

鎌飯綱 #237〜

 鬼人使役法を操る者のみが扱える、最強の極技。無数のカマイタチを起こして敵を切り刻む技で、500年前のハオにトドメを刺した技でもある。

神おろし #267〜

 シャーマンキングの決定後、王の社にてグレートスピリッツを呼び出す儀式。

神クラス #124〜

 巫力が50万を越えるシャーマンたちの総称。彼らのほとんどは一度死んで地獄へ行き、見事に修業を終えて現世に戻ってこれた者たちである。

カラベラ人形 #115〜

 メキシコでいう骸骨であり、死者のシンボルである人形。メキシコには年に一度死者がこの世に帰り村人はそれを祝って霊と遊ぶ「死者の日」という祭があり、その時に沢山飾られて祭の主役となるものである。いわば、生と死を繋ぐ象徴ともいうべき存在。

ガンダーラ #110〜

 シャーマンファイトにおける、ハオ一派やX−LAWSと並ぶ三大勢力の一つ。与する者全てが神クラスの霊保持者という、サティ率いる仏教系シャーマンが集結した集団である。その起源は2500年前のシャーマンファイトにまで遡り、彼らに与した男(おそらくは釈迦)がシャーマンファイトに参加しシャーマンキングとなったのが切っ掛けであるという。詳細は不明だが、源流となる神は古代インド神話最高神の一人にして超絶(SS)神クラス、1億2千万級の霊力を持つ破壊神シヴァ・サハスラナーマである。なお彼らの持霊は、全て巫力無効化を行えるという特性を持っている。それは正義でも悪でもなく中庸という事であり、無益な殺生や争いを好まず全てをありのままに受け入れる思想が元となっている。

鬼人使役法 #237〜

 修験道の術の一つで、人形を媒介に鬼を召喚して操る秘術。極めれば、更に格上の者も召喚できるようになる。

キューピッドさん #50〜

 ブランシェットを媒介にコンチを憑依させた、たまおのオーバーソウルの一つ。体が弓に尻尾が矢になってボウガンの形状を成し、標的を射抜く。

キョンシー #11〜

 道士の符によって意のままに操られる、屍人形の総称。

ギロチン #125〜

 アイアンメイデンのマスクを媒介にシャマシュを憑依させた、ジャンヌのオーバーソウル。元は死刑執行の際、失敗して余計な苦しみを与えないように開発された刑具である。罪人の首を固定し、上部から大きな刃を落下させて一瞬で首を刎ねる。

禁人呪殺 #249〜

 千年前の葉王が行使したという、超・占事略決に記録されている術の一つ。相手の魂を肉体から引き剥がし即死させるが、信心の浅い人間には効果が薄い。またこの術で死亡しても肉体的損傷は無いため、少ない巫力で簡単に蘇生できる。

禁断のフィンランド #202〜

 日本のどこかにある健康ランド。本格的な北欧式サウナや100人の妖精少女がおりなすカラオケ(?)など、充実した設備が揃っている。

口寄せ #1〜

 イタコが使う憑依術で、あの世との通信方法。身に付けている数珠を掻き鳴らして音のリズムで自らをトランス状態に導き、神霊などを呼び寄せる。呼び寄せた霊は人間に憑依させてその意思を依頼者などに伝えさせるのが普通だが、単に道を尋ねるだけでも構わない。要するに、呼び寄せた霊をどうするかは術者の自由である。

ぐまくら一號 #174〜

 ぐーちゃんが所有している雪上車輛。

熊のツメ #1〜

 葉がいつも首にかけている首飾りで、元々葉王がマタムネに与えた霊験あらたかな媒介。マタムネはこれを媒介に葉王の巫力によるオーバーソウルで現世に存在し続けていたため、これはもう一度マタムネと再会するための必須アイテムである。

グランデファンタスマ #150〜

 ペヨーテの切り札ともいうべき、巨大なカラベラ人形。アントニオ・ホセ・パンチョ・サパタ・ミゲルの5人をオーバーソウルさせて動かす、骸の砦ともいうべき存在である。いかなる敵も貫き壊す、巨大なナイフを武器としている。

黒雛 #250〜

 ハオとスピリット・オブ・ファイアが作り出した、最強の甲縛式オーバーソウル。素材が五大精霊の一つであるため、正に究極といってもいいオーバーソウルである。ただし維持のために必要な霊力も非常に大きく、維持し続けるには常に霊力の補充が必要となる。背中の二本の蝋燭から発射する超密度の炎弾「鬼火」などの技がある。

計都星 #26〜

 密教星曼荼羅の伝承にある、「破滅」の象徴とされる謎の星。別名「巫の星」ともいわれる。羅睺と共に500年に一度地球に近付き、大災害を齎すという。パッチ族の伝承歌には、「大地に久しく二つの星が出会う時、我らが王はよみがえる。歩むべき道を照らすために、全ての円環から踏み外さぬために」と歌われている。

月刊ホロホロ #93〜

 毎月15日に発売される情報誌で、ホロホロの愛読書。アニメやゲームの最新情報が満載で、TAMAYAのプラモも特集されている。シャケを咥えた熊などがでてくる「熱血木彫りホビー漫画」などが連載中。

小池塾 #1〜

 まん太が通っているエリート進学塾。「時は金なり」「一番にならない奴はクズだ!!」が教育方針である。

小池塾スーパーテクニック #1〜

 小池塾で使われている参考書。

光線寺 #120〜

 群馬県草Uにある、善と良が修業していた寺。

甲縛式オーバーソウル #223〜

 術者のみを覆う攻防一体のオーバーソウルにして、巫霊一体の全てのシャーマンが辿り着く境地。必要最低限の質量から形成されているためオーバーソウルの密度が高く、頑丈な上に巫力の消費も少ない。

降魔調伏 #90〜

 千年前の葉王が行使したという、超・占事略決に記録されている術の一つ。一種の退魔術。

拷問兄弟 #69〜

 龍曜の間を司る番人で、主に敵や裏切り者の拷問・体罰などを担当する兄弟キョンシー。

五大精霊 #85〜

 かつてグレートスピリッツの一部だった魂が、各々の特性を抽出し完成した偉大なる自然霊。スピリット・オブ・ファイア、スピリット・オブ・レイン、スピリット・オブ・ウィンド、スピリット・オブ・サンダー、スピリット・オブ・アースの五体であり、元々はパッチ族が管理していた。しかしスピリット・オブ・ファイアがハオに盗まれて以降は、それぞれがグレート・スピリッツの最深部・地獄のコミューンにて契約を重んじる最強の門番たちに守護されている。

コックリさん #49〜

 文字を記した紙面に硬貨を乗せて指を置くと、霊の作用で動き託宣を伝える占い。「コックリ」は狐・狗・狸を指すといい、「キューピッドさん」という別称も存在する。

五人の戦士 #227〜

 サティが見つけ出した、正義でも悪でもなく何にも偏らず夢へ向かう子供たち。葉、蓮、ホロホロ、チョコラブ、リゼルグの5人を指す。サティにも成し得ない新しい世界の構築のため、彼らは五大精霊を持霊としハオを倒せる唯一の可能性である。

五福星隊 #70〜

 優れた死体に改造に改造を重ね、無敵の能力をそれぞれ身に付けた道家最強のキョンシー集団。道円直属の親衛部隊であり、見た者の精神と肉体を一瞬で破壊するという。

護法 #143〜

 「カラリンチョウカラリンソワカ」の呪文で式神を操る、修験道の術の一つ。

コミューン #194〜

 グレートスピリッツ内部において、似通った魂が呼び合い惹かれあって創り上げる世界。動物には動物、人間には人間という具合に、それぞれの育った環境・世界観・宗教などによってその風景は様々だが、要は生前の魂のあり方がありのままに反映される場所である。例えば光の国を信じるものは光の国「天国」へ、心に闇のある者は闇の世界「地獄」へ行くといった具合である。なお神の次に位置するのは大天国(ビッグヘブン)と呼ばれる、何十世紀にも亘って新メンバーが入った事の無い天使たちの世界である。

西岸寺 #1〜

 ふんばりが丘にある寺院で、町の中では最も良く星が見える場所。アクセスはふんばりが丘駅よりバスで15分。境内に阿弥陀丸の首塚があり、宝物庫には「鬼人・阿弥陀丸図」が納められている。サティが幼少時を過ごした思い出深い土地でもあるが、その当時は温泉街の貧乏寺だったらしい。

西岸霊園 #1〜

 西岸寺にある墓場。開園時間はFREE、入場料は無料。星を見にカップルたちが集まる事が多いらしいが、最近は竜たちの溜まり場になっていて霊たちは非常に迷惑している。

刺身包丁スサノロウ #268〜

 竜と蜥蜴郎が作り出した、新型の甲縛式オーバーソウル。板前としての包丁捌きで敵を切り刻む「ウルトラ捌き」などの技がある。

さそり荘 #54〜

 ふんばりが丘にある、二階建ての安アパート。シルバがここに部屋を借りており、カリムもここに居候している。しかし彼らの部屋は料金未払いにより、電気が止められてしまっている。

酒山 #3〜

 ふんばりが丘の商店街にある酒屋。ビールの看板が何度直しても落ちてしまうという。

サリエル #104〜

 聖なる銃弾を媒介にポルシェ911ターボの精霊を憑依させた、ポーフのオーバーソウル。「神の毒」を意味する名前を持ち、人間の霊魂を見守る役目を持つため死の大天使とも呼ばれる。またその加護を受ける事ができれば、視線によって相手を傷つけたり病気にかける力「邪視」から免れる事が出来るという。全身に眼を象徴するデザインがあしらわれているのが特徴。懲罰の剣を持って敵を切り刻む戦い方を得意とする機動天使だが、目潰しや幻影操作など補助的な役割も負う。

THE 蓮 #112〜

 蓮をリーダーとするチームで、メンバーはホロホロとチョコラブ。

サンサンシャイン60 #32〜

 東京池々袋にある、60階建てのビル。周辺にはカラカラ広場やアニ○イト、K−○OOKSやらし○ばんなどの店がある。太陽マークのキーパーツを外してビルに大声で叫ぶと、建物が崩れ落ちるという噂がある。ちなみにこの場所は昔、刑務所や処刑場だった事があるらしい。夜中になると「グフォフォ」と声が聞こえたり、コマに変形したという目撃談があったりと怪異な噂が尽きない。

死者の翼 #123〜

 アンクを媒介にピラミッド建設に従事した一万人の霊を憑依させた、アナテルのオーバーソウル。極小の羽毛と化した霊たちが呼吸によって敵の体内に滑り込み器官を破壊、敵は原因不明の病にでもかかったように悶え死ぬという。これはツタンカーメンの墓に書かれていた、墓荒らしへの警告文に由来する。約80年前にツタンカーメンの墓を発見した発掘隊の関係者が、突如原因不明の病にかかり次々と死亡して「ファラオの呪い」と騒がれた事件である。警告文は「王の墓を荒らす者は死者の翼によって葬られるであろう」というものだった。

ジベット #124〜

 アイアンメイデンのマスクを媒介にシャマシュを憑依させた、ジャンヌのオーバーソウル。晒し刑などで使われた拷問器具で、人がすっぽりと入る形をした吊りカゴ。入れられた罪人は全く体を動かせなくなり、飢えと渇きで死んでしまう。

下北KOMAMAX #167〜

 青森県下北の子供たちで結成された、独楽戦士のチーム。回天軸をリーダーに、縄巻独楽太、六道獄、紐達磨の4人で構成されている。

シャーマン #1〜

 自らをトランス状態(忘我・恍惚)に導き、神・精霊・死者の霊などと直接交流する宗教的能力者。その力で病気の治療や政治、口寄せなどを行う。彼らは古代において人間社会の中心であり、現代においても世界中に存在している。彼らの格は持霊の強さによって決まるため、知能・技能など様々な方面に優れている霊を味方に憑ければ憑けるほど、一人前として認められる事に繋がる。

シャーマンキング #6〜

 全てのシャーマンの能力を持ち、グレートスピリッツを持霊とした人間の事。地球に生まれた全ての魂の智恵と力を我が物とする、いわば全知全能の神となる。故に彼らは歴史上で救世主とも呼ばれており、文字通りシャーマンたちの頂点といえる。ここまで登りつめるには、シャーマンファイトを勝ち抜き優勝する以外に道は無い。人は常に極限状態の中でのみ実力が試されるため、戦いこそが最も相応しい選出方法なのである。そして優勝者は神となりグレートスピリッツと一体化するべく、洗礼の儀式を受けて一時死の眠りにつく。目覚めてからは全コミューンや地上の管理、歴代の神々(前任のフラ・ヤービスを含め7人)との交渉など多岐に亘る仕事に就くため多忙を極める。なお交渉などで意見が衝突し合意が取れなかった場合、9月9日にフラワー・オブ・メイズ(F・O・M)が開催される運びとなる。これは俗にアフターシャーマンファイトとも呼ばれる、現世におけるシャーマンキングたちの恒例代理戦争で、最も平和的に決着をつける手段とされている。自らの擁するシャーマンたちに月で戦わせ、勝ち残ったチームの神が決定権を得る仕組みで、最終的に優勝したチームの神は各選手の願いを一つずつ叶える事になっている。

シャーマンキングダム #83〜

 地球上の業が深い人類を一掃して創り上げる、優れたシャーマンだけの世界。自然を尊重し流れを読み進むべき道を選んでいく世界で、ハオが理想とする楽園である。

シャーマンファイト #10〜

 グレートスピリッツを求めて世界中のシャーマンが集い、シャーマンキングの座をかけて争う大会。ラザホーの発案(とされている)で始まりパッチ族によって運営されているもので、500年に一度という羅睺と計都星の出現を合図に始まる。そしてそれぞれの時代における、最も乱れた場所が開催場所となる。まず予選は全部で3回戦、内2勝で勝ち抜け、2度の敗北で失格しオラクルベルは剥奪となる。試合は互いがオーバーソウル状態にあってのみ有効であり、シャーマンの負傷・巫力切れ・媒介の損壊などでオーバーソウルの継続が不可能な場合、戦闘不能とみなされ敗北となる。予選通過者は開会式に出席後、本戦第一試練としてアメリカに渡りパッチの村を目指す。期限内に辿り着きグレートスピリッツの祝福を受けられた者だけが、3人一組のチームでトーナメントを戦う本戦に参加できる。試合は3vs3の時間無制限フリーバトルであり、全員がオーバーソウル不能となるか一人でもトーテムポール外に出てしまった場合に敗北となる。この一次トーナメントを制し二次トーナメントに勝ち残った4チーム12人は、ムー大陸に移動し個人戦を行う。この戦いを制した者が、ようやくシャーマンキングとなる資格を得るのである。

SHAMAN FIGHT IN TOKYO 2000 公式プログラム

 シャーマンファイト終了より7年後、十祭司から参加選手全員に贈られた大会のハンドブック(決定版)。7年かけて超・編・纂されたインタビュー記録・選手の横顔・行われた全ての戦いの傾向と対策・アンケート結果発表などが完全攻略されている、愛と巫力の限りが込められた充実の一冊。ちなみに、まだカスタマーレビューはないらしい。

小虎

 蓮が小さい頃、お気に入りだったぬいぐるみ。

ジャガーズ #113〜

 チョコラブがオロナから譲られた、ジャガーの爪を模したインディオの贈り物。霊験あらたかなミックの媒介である。

ジャガーマン #205〜

 ジャガーズを媒介にミックを憑依させ更にアバさんをまるごと憑依させた、チョコラブのダブル甲縛式オーバーソウル。アバさんが憑依したことで彼の力が加わり、スピードを筆頭に総合能力が飛躍的に上昇している。アステカの象徴たる鷲の翼が起こす自然の力「風」を味方にし、超人的なスピードとツメで相手を引き裂く「ジャガーシャフト」、頭上のジャガーの両目部分から発射するマシンガン、周囲一帯の敵を纏めて叩き潰す「ガチ☆エアーズロック」などの技を扱う。

シャフト #116〜

 ニューヨークの裏通りを拠点としていた、孤児たちの元ギャング集団。かつては全てを憎んでいたチョコラブを筆頭に、殺人や強奪を繰り返していた。しかしチームを抜けたチョコラブを連れ戻そうとオロナを殺害、その結果チョコラブのギャグウィンドを受ける事となり全員が闇から救われた。今ではチョコラブと共にオロナの意志を受け継ぎ、世界に笑いを広めるべく精進している。

修験者 #9〜

 シャーマンの称号の一つで、修験道を用い神仏を召喚できる者たちの総称。それによって様々な利益を生む事が出来るという。彼らは世俗を捨てて様々な霊気が漂う霊山で、肉体と精神が極限まで磨り減るように修業する。この苦しくて厳しい修業を受け、自然へ回帰する事で超人的能力を身に付けるのである。修験道の術は様々あるが、発動の呪文は皆一様に「臨める兵闘う者、皆陣列れて前に在り」である。

呪禁存思 #246〜

 千年前の葉王が行使したという、超・占事略決に記録されている術の一つ。死を迎えた肉体を完全に癒して魂を呼び戻し、蘇らせる事が出来る。

十祭司 #28〜

 パッチ族の中から選ばれた、十人のシャーマンファイト運営委員。参加者の巫力を計るために実戦をもってテストを行い、合格者にはオラクルベルを与える。またその合格者の担当となり、シャーマンファイトにおける補佐を行う。しかし彼らの本来の役割は、シャーマンキングの決定後に王の社へと続く10のプラントを守る事にある。そしてシャーマンキングが死の眠りから目覚めた後は、いついかなる時もシャーマンキングを守り補佐するために、各コミューンを行き来する権限を与えられる。

シルバーアームズ #27〜

 シルバーウィング、シルバーシールド、シルバーテイル、シルバーホーン、シルバーロッドの5体の総称。

シルバーパッチマン #109〜

 パッチ選手村で売っている、土産物の一つ。元々はパッチの祭祀用人形だったが、日本の土産物を参考にして現在の形になった。純銀製で、目玉が例のアレ(?)らしい。値段は$380。

審問椅子 #125〜

 ネジを媒介にシャマシュを憑依させた、ジャンヌのオーバーソウル。ドイツにおいて、異端者審問の際に使われた拷問器具である。椅子の座面や背もたれ部分など座った時に必ず触れる部分に無数の刺が突き出ており、罪人を座らせ全身を固定し締め上げて激しい苦痛を味わわせる。

森羅学園 #1〜

 ふんばりが丘にある、まん太たちが通っている私立の学園。文武両道が基本であるため、武道の成績が良くないと進級に響く事もあるという。

スーパー武神 #146〜

 宝雷剣を媒介に馬孫を憑依させた、蓮のオーバーソウル。あらゆる武の記憶を持つ馬孫の魂を、宝雷剣によって研ぎ澄ます事で完成させた。地面から多種多様の剣や槍を突き出させる「刀幻境」、多数の槍・刀・戟・多刃を高速で繰り出す「四閃刀幻境」などの技がある。

スーパーマルコ #218〜

 マルコがラキストの援助によって設立した、スーパーカー専門の有限会社。電話番号は□△×○−○××○、FAX番号は□△×○−×□×○。スーパーカーを常時1千台展示しており、コダワリ派の客も満足できる質と殺安の値段が売りであった。独自の経営によって着々と売り上げを伸ばし、遂に念願の自車制作販売に乗り出そうとした矢先にハオに滅ぼされてしまったらしい。

スーパーマルコX

 シャーマンファイト終了後、マルコが新たに立ち上げたスーパーカー専門の株式会社。常時1万台を展示し自社工場完備による万全のアフターサービスのほか、各種カスタムのオーダーも可。新装開店FIREセールを実施中で、買い上げ先着100名(シャーマン限定)につき機械精霊化のサービスも実施中。営業時間はAM10:00〜PM8:00、TEL:03−5○○○―0505。

頭蓋骨と膝粉砕器 #273〜

 アイアンメイデンのマスクを媒介にシャマシュを憑依させた、ジャンヌのオーバーソウル。その名の通り、頭と膝を締め付け徐々に砕いていく拷問器具。

スキンシッパー

 ボブの代表曲の一つ。「マザーシップから降り立つオレは、スが付く程のスキンシッパー。相手が誰でも構わねえ、スポーツマンシップにのっとってとろけ合うまでスキンシップ!スキスキ!スキだぜスキンシップ!skinship

 !skinship!みんなも来いよ!オレはスーパースキンシッパーなんだ」

スパルトイ #26〜

 スパルタ兵の骨と武具を大地に蒔き、憑依させて兵隊とするテオのオーバーソウル。

スピリット・オブ・ソード #128〜

 春雨を媒介に精霊と化した阿弥陀丸を憑依させ、更にフツノミタマの剣を媒介にそれをまるごと憑依させた葉の二段媒介オーバーソウル。マタムネの「鬼殺し」をヒントに、葉と阿弥陀丸が拵えたものである。恐ろしいほどの大きさと長さを誇り、その攻撃力は計り知れない。ただし消費する巫力も莫大なので、長時間の具現化は禁物である。

精霊使い #127〜

 シャーマンの称号の一つで、精霊術を扱う者たちの総称。あらゆる物に宿る精霊と交流し、操る事が出来る。世界の各地方によって概念や方法は異なるが、どれもが自然崇拝の中から生まれている。

世界独楽道選手権2010 恐山

 2010年に恐山で行われる、独楽道の世界大会。日程は4日間に分かれており、連続ではなく一日ごとに2〜4ヶ月ほど間を空けて開催される。スポンサーは小山田カンパニーとふんばり温泉、観戦チケット(全試合全席指定)はコンビニまたはチケットセンターまで。

セミノア族 #81〜

 今から約500年前、白人が移民してくる遙か前に突然滅んだ謎の部族。血を引く子孫はごく少数しか残っていないという。パッチ族についての伝承が、「それは18万2621度目の月の夜、彗星と共に現れた。彼らは大いなる知の使者と名乗った。使者は知の力を持って野を駈け空を飛び、大地の全てから若者を宴に誘う。しかし、若者は一人も帰らない。力ある若者は全て消え、我らの力ある血もやがて絶える。使者は名乗る、パッチ。気を付けろ、さもなくばお前も悪魔に喰われるぞ」という滅びの歌として語り継がれている。そしてハオの最後の言葉、「我こそは未来王。18万の月の後再び甦るだろう」も伝承として残されている。

ゼルエル #186〜

 聖なる銃弾を媒介にロータス・エリーゼを憑依させた、リゼルグのオーバーソウル。懲罰の剣を武器に、スピードを生かした戦闘を得意とする。

1080 #90〜

 どんな霊さえも縛り付ける、イタコのユルシ道具の一つ。大鬼の媒介となっていた小石を木乃が一つずつ拾い集め、数珠としたものである。珠の数が普通の数珠の10倍あるため、その威力も10倍となっている。

ソウル・トレイン

 五人の戦士がそれまでの人生とシャーマンファイトを通して関わった人々の心が連結した、強固な繋がりを持つオーバーソウルの車両。その誰にも断ち難い絆は、グレートスピリッツ内を延々と走り回り縁のある人々を集めた事で更に強化され、遂にはシャーマンキングのコミューンにすら突入を果たせるまでになった。

ダイゼル家 #87〜

 ダウジングの名手として誉れ高い、歴史ある由緒正しき家柄。家紋の中央にはペンデュラム・ベイ、サイドには剣とケシの花があしらわれている。

大中華飯店 #5〜

 ふんばりが丘にあるビルの2〜3階に入っている中華料理屋。火事で全焼してしまった後、蓮がビルごと買い取って自宅としている。

大道王 #54〜

 宝雷剣を媒介に道家の先祖達を憑依させた、円のオーバーソウル。恐ろしく巨大な人型をしており、股間には円が乗り込める操縦席のような場所がある。自分の子供すら信用していなかった円は、ずっとこの姿を円本人として偽り続けていた。攻撃方法は体術のみだが、充分すぎるほどの戦闘力を有している。

大道龍 #75〜

 宝雷剣を媒介に道家の先祖達を憑依させた、円のオーバーソウル。大道王の顔を持った竜であり、その体形を生かして一気に敵に突っ込む「大中華螺旋」は強力。

組換自在魂 DIE BLOCK #184〜

 ブロックを媒介にブロックスを憑依させた、ブロッケンのオーバーソウル。組み合わせは無限大であり、あらゆるものに形を変えて攻撃する事が出来る。例として恐竜型の「DIE・ザウルス」、戦車型の「DIE・タンク」、飛行型の「ブロックバード」など。

ダウザー #85〜

 シャーマンの称号の一つで、ダウジングに霊的補助を加えて探知を行う者たち。元々ダウジングは放射探知法という技術で、探知棒や振り子を用いて地下水脈・鉱脈・埋蔵金などを探し当てるのに使われていた。今では医学で患者の良くない部分を見つけたり、警察が行方不明者を捜すのにも使われている。一般には人の未知の感覚が得た情報が、不随意筋を通じて振り子や棒に伝わるとされている。

道家 #11〜

 中国・貴州の醮山に屋敷を持つ、2千年続く伝統あるシャーマン一族。2千年前に東一族を従えて大陸を支配し、1800年前まで「巫」と「道」によって大陸を平和裏に治めていた。だが東一族は民に被害が及ばないよう膝を屈しただけで、自由と思想を奪われた事への怒りを募らせていたらしい。後に東一族に煽動された民衆に裏切られ愚弄され(裏にヤービスの暗躍があった可能性あり)、辺境の地へと追いやられてしまった。よって東一族及び民衆への復讐と一族の再興のみを「正義」とし、多くの犠牲を払いながらシャーマンキングを目指し続けている。一族の者は偉大なるシャーマンとなるために、幼い頃より自分の支配する持霊を与えられるという。

道城 #54〜

 中国・貴州の醮山に存在する、道家の居城。北京から列車を乗り継ぎ38時間、更に醮山まで馬で丸二日かかるという山奥である。円が常に居座っている最上階の「丹元の間」、3階の「皓華の間」、2階の「龍煙の間」、1階の「玄冥の間」、大陸全土から500年かけて収集した最終決戦用キョンシーが無限に眠るホルマリンプールが存在する地下1階の「常在の間」、多数の拷問部屋を拷問兄弟が管理している地下2階の「龍曜の間」の6階層が存在する。

導弾道 #12〜

 白竜が独自に編み出した、史上最高の格闘技とまでいわれている拳法。ボクシング・ムエタイ・空手など世界中の格闘技をミックスした一撃必殺の拳法で、その威力は正にミサイルの如し。ロケットのように強烈な蹴りを入れる「火箭脚」、大陸間弾道弾のように素早く回し蹴りを繰り出す「洲阯導弾脚」、急降下爆撃機の爆弾のように飛び蹴りを繰り出す「俯沖奔炸機・奔炸脚」、宇宙ステーションが落下するほどの衝撃を与える「宇宙站落下」など、実に多彩な技がある。導弾とはミサイルのことでルーツは鋭銃拳にあり、己のためでなく人を救うための拳法。

タバスコライター #246〜

 X線レーザーが発射された無人島へ派遣された、自衛隊所属の軍用ヘリコプターの一つ。萬純の策で島にいる一団をテロリスト集団とみなし、攻撃する。

駄パンポ #5〜

 ふんばりが丘にあるビルの1階に入っている駄菓子屋。

タペストリー #261〜

 X線レーザーが発射された無人島へ派遣された、自衛隊所属のH2Oフリゲート艦。萬純の策で島にいる一団をテロリスト集団とみなし、攻撃する。

血肉の槍

 シルバーアームズが合体して一つとなった、シルバのオーバーソウルの別形態。ハオから受け継いでいる黒き悪意の血と、生物の真実である「捕食」の力を組み合わせて作り上げる強固な槍。その威力は一撃で白鵠を大破させ、なおかつ白鵠の渾身の一撃「阿弥陀流後光刃」でも壊れない頑丈さを誇る。

超温泉10000選 #25〜

 凄まじい効能のある温泉を特集している雑誌で、アンナの愛読書。

超・占事略決 #90〜

 千年前から葉王堂に封印され続けている、葉王の行使した術を全て記した書物。生活から政治まであらゆる吉凶を占う陰陽道最古の指南書で、封印を解いて書かれている術の全てを身に付けられれば、最低でも千年前の葉王には追いつく事が出来る。ただ封印を解くと一緒に封じられている前鬼・後鬼も復活してしまうため、それなりの力を持っていないと非常に危険である。とはいえ本来は巫力を持たない人間や、やがて力を失っていくであろう子孫のために、本という形で遺されたものである。

チョコ帳 #111〜

 チョコラブがいつも持ち歩いているネタ帳。気になったことは片っ端からメモる。

猪口浜外国人墓地 #39〜

 かつての黒船・ペリー艦隊が来航した時、一人の船員を葬った事から作られた墓地。40数カ国4500人の遺体が土葬されているという。

月組 #112〜

 ターバインをリーダーとするチームで、メンバーはザンチンとビッグガイビル。

土組 #112〜

 ペヨーテをリーダーとするチームで、メンバーはBoZの二人。

T−Production #112〜

 職場が同じという事で結成された、ミラクル・Tをリーダーとするチーム。メインメンバーはカイゼル・Tとブッキラ・Tだが、予選突破はしたもののトーナメントに出られなかったメンバーがまだ4人いるらしい。

デヒト・ザ・ヴァイキング #127〜

 ヴァイキングメットを媒介にヴァイキング・デヒトを憑依させた、カジマヒデのオーバーソウル。カジマヒデの体を包む鎧となり、氷山すらも破壊する攻撃力を有する。また、仲間を乗せる舟「ヴァイキングシップモード」に変形する事も出来る。

デュリンゴの町 #85〜

 ラッキー山脈の麓コロラド州にある、古い遺跡が存在する歴史ある町。すぐ近くにメサ・ヴェルデデ国立公園があり、観光客で賑わっている。

天 #112〜

 真美と久美をリーダーとするチームで、メンバーはオーザム。このチーム名は、様々な能力に長け専門分野で活躍する仏の総称から来ている。

天狗使役法 #236〜

 修験の極みともいわれる、大天狗そのものを召喚して操る修験道究極の秘法。鬼人使役法を更に発展させた葉賢の切り札であり、500年前にハオを討ち破った秘術である。

天狗荘 特別ふろく#3〜

 コックリエンジェルキューピッドさんのたまおが暮らしているアパート。

テンプテーション座 #12〜

 ふんばりが丘にある映画館。昔の名作映画をリバイバル上演している。

等活地獄 #234〜

 地獄における第一の関門。生前殺生をした者が堕ち、半永久的に殺し合いを繰り返している場所である。

東京ネズミーランド #39〜

 千葉県にある、有名な総合レジャーランド。

道士 #11〜

 シャーマンの称号の一つで、呪符による憑依術を扱う者たちの総称。正式には跳屍送尸術と呼ばれる、古来中国のシャーマンが開発した死体を操る術である。自分の持霊を霊本人の屍に入れキョンシーとして操るため、常に憑依100%の状態を維持できる。呪符には戦闘用の「喧嘩上等」や暗殺用の「殺人上等」などの種類があり、色々な行動パターンを死体にプログラムできる。

トーテムポール砲 #30〜

 シルバーアームズが合体して一つとなった、シルバのオーバーソウルの別形態。精霊5体分の霊力をエネルギー弾として一気に撃ち出す「トーテミックソウルブラスト」は、シルバの巫力を大量に消費する非常に強力な大技である。

ドールマスター #161〜

 シャーマンの称号の一つで、傀儡の術を扱う者たちの総称。人形に魂を封じ込め、その人形を自由自在に扱う事が出来る。この術で動く人形は人間とほぼ同じ能力を持っているとされるが、思考は無いようなので会話はできそうにない。

トカゲ剣法 #20〜

 蜥蜴郎が自ら編み出した我流剣法。不意打ちで敵を仕留める戦い方を基本とした剣法で、刀を鞘から抜き即座に水平に斬り付ける「ヌキウチ」などの技がある。

ドラクマネコ #150〜

 ドラを媒介に凶凶を憑依させた、ザンチンのオーバーソウル。ドラの表面に凶凶の顔が現れ、鋭い爪を持つ二つの手が付属した姿となる。敵にドラをぶちあて凶凶の爪による攻撃も追加される「黒いパンダの手」、真っ二つにされたドラで2方向から攻撃を繰り出す応用技「黒いパンダの両手」、大爆発を起こし決定的なダメージを与える「爆パンダ」などの技がある。

ドルイド #127〜

 シャーマンの称号の一つで、ドルイド魔術を扱う者たちの総称。「樫の木の賢者」の意。ケルト民族が生み出した術であり、神託や予言などを行うため神と人間の仲介人と呼ばれている。

内蔵巫力 #196〜

 巫力の少ないシャーマンでも霊力の高い霊を操れるように開発された、いわば巫力のバッテリー。電気のように中に巫力を貯める事が出来るが、使用した巫力は当然あとで補充が必要となる。その方法は直接魂を取り込ませるか、莫大な巫力を持つシャーマンが注ぎ込むかの二通りのみ。

ナイルズ #112〜

 アナテルをリーダーとするチームで、メンバーはカフラーとナクト。

NAZCA #112〜

 ロゾーをリーダーとするチームで、メンバーはキトとポトシ。

生マリモ

 ホロホロが経営している牧場で売り出す予定の、マリモを模した青汁味のキャンディー。この売上に厳しい経済状況の一発逆転を賭けふんばり温泉でも委託販売しているが、あえなく倒産品になりつつある。

如来 #2〜

 阿弥陀流剣術の基本となる、あらゆる状況に対応できる構え。左右の鞘から刀を半抜き身にし、相手の隙を見計らって攻撃を加える事が出来る。大勢に囲まれた時には特に有効で、一の太刀で相手の武器を払い二の太刀で攻撃を当てることが可能。これにより、伝説として語り継がれている「千人斬り」をやってのけた。

如来 #112〜

サティをリーダーとするチームで、メンバーは大栄とコメリ。このチーム名は、悟りを開き教えを説く仏の総称から来ている。

ネクロマンサー #39〜

 シャーマンの称号の一つで、ネクロマンシー(死者蘇生術)を扱う術者たちの総称。死骸を媒介とし、亡者の魂をオーバーソウルさせる事を得意とする。その極みは完全にして類希なる美の再現であり、霊自身の遺骨を使用することで生前の姿をより鮮明に現す「死者復活術」である。

のったれ玉神輿!

 過剰ともいえる多くのストレスを高校デビューで吹き飛ばし、茎子の血の滲む特訓でふんばり温泉のスーパー代行女将となったたまおのデビュー曲。大天狗を持霊とし花組をも屈服させる神クラスのシャーマンとなった彼女の、輝かしい未来への第一歩である。作詞:小野後青雲、作曲:串間香。

媒介 #9〜

 シャーマンが使う道具で、オーバーソウルを行うために必要な道具。各々の霊と縁が深く、その能力を象徴するものでなければならない。

haiti800 #112〜

 ダチュラをリーダーとするチームで、メンバーはチコリとミンダー。800とは、彼らが操る持霊の数である。

パイロン怒りの一発 #12〜

 白竜が主演をしていた、大昔のカンフー映画。ふんばりが丘のテンプテーション座でリバイバル上映中。

白竜蛮可亜 #155〜

 潤が白竜の腕に仕込んだ、マシンガンを内蔵した打撃装置。8連マガジンや弾丸、骨シリンダーに砲口制退機、「受信上等」と書かれた受信札などで構成されている。彼女の「炸裂上等」の札による命令を受信してギミックが発動、マグナム級の発射薬から撃ち出された白竜の120mm拳が回転を加えながら相手を貫く。

葉王堂 #89〜

 西暦1005年に麻倉家本殿の東北、昆の鬼門の方角に人知れず建てられた隠し堂。その名の通り葉王が祀られており、超・占事略決とフツノミタマの剣が封印されている。

箱舟X #119〜

 X−LAWSの本拠地であり、生活の場でもある専用の大型客船。隊員それぞれに豪華な客室が用意されている。

パッチジャンボ #79〜

 ゴルドバと十祭司がオーバーソウルで造り上げた、パッチ族専用旅客機。機体にゴルドバや十祭司の絵が描かれているのが特徴。

パッチスタジアム #112〜

 東京の無人島に僅か3ヶ月で建造された、シャーマンファイト用の会場。試合の様子を存分に見渡せる観客席に、試合を誰にも邪魔されないようリングを囲む鉄壁のオーバーソウルも用意されている。このオーバーソウルを通れるのは司会のラジムと入退場時の選手のみであり、それ以外は何があっても何も通さない無敵のバリアである。永年にわたる技術革新のおかげか、今大会のスタジアムはこれまでと比べ珠玉の出来であるという専らの噂。

パッチストラップ #109〜

 パッチ選手村で売っている、土産物の一つ。オラクルベルに付けてクール度アップ。

パッチ選手村 #109〜

 星の聖地を訪れるシャーマンファイト参加者の為に、パッチ村を開放して作られた村。宿泊・飲食・娯楽・ショッピングなどあらゆる施設を完備して、選手たちが快適に過ごせるように配慮している。なお一族を確実に存続させるべく、族長と十祭司以外は選手に会ってはならない事になっていて選手滞在中に村民が出て来る事はない。

パッチ族 #26〜

 遙か太古よりシャーマンファイトを取り仕切っている、アメリカインディアンの一部族。彼らの存在は決して表の歴史には出てこず、一般には一切知られていない。一族の存在意義は唯一つ、星の聖地を守る防人であり続けることである。彼らがメサ・ヴェルデデに施している様々な仕掛けは、様々な伝統工芸品を生み出す元となったものらしい。シャーマンファイト終了後、ヤーヴィスの襲撃を受けアルミを残して全滅する。

パッチソング #272〜

 十祭司がシャーマンキングを守るためプラントに入る時、繰り返し聞いて巫力を大幅に増大させる歌。要は究極の思い込み術であり、裏切り者に行う「調教」とはこれを繰り返し聞かせシャーマンキングへの忠誠心のみを植え付ける事を指す。「喜びか悲しみかそれはオレの知ったこっちゃない、神も価値もあったもんじゃない。良きも悪しきもない世にて、迷いの果てに行き着く境地。シャーマンキング、その器ほど我らの力。シャーマンキング、その巫力ほど我らの巫力。絶対信仰絶対不迷、迷わぬ魂無敵なり。」

パッチDVカム #141〜

 ハオの技を盗撮するためにラジムが使用した、特性のビデオカメラ。CCDカメラはパッチマイクに取り付けられるほどの超小型で、どんな衝撃にも耐えられる。隠し撮りに最適。

パッチ人形 #109〜

 パッチ選手村で売っている、土産物の一つ。十祭司をイメージして作られた手作り人形で、十祭司の家族がイベントの成功と祭司の無事を祈って作ったもの。

パッチマリン #261〜

 カリムが精魂込めたオーバーソウルで、パッチ専用サブマリン。二次トーナメントの出場者12名と十祭司及びパッチの関係者数名が乗り込み、ムー大陸へ彼らを誘う。潜水艦仕様ではあるが、航行中に外の様子を見る事が可能。

パッチ村 #109〜

 星の聖地に存在する、パッチ族の集落。老若男女様々な多くのパッチ族が住んでいる。

パッチメディカルセンター #120〜

 東京の無人島に作られた、パッチ族が建造した診療所。

パッちゃん漬け #109〜

 パッチ選手村で売っている特産品で、トウモロコシの漬け物。値段は$5だがあまり人気はなく、とどのつまり売れていない。製造方法は次の通り。@鍋に水を入れて沸騰させ、トウモロコシを一本入れる。鍋に入らなければ、半分に切ってもよい。A塩を一つまみ入れ、3〜5分ほど湯通し。煮終わったらそのままタッパーに入れる。Bトウモロコシが3分の2ほど漬かるように、醤油と酢を適量入れる。C30分ほど常温で、更に冷蔵庫で30分ほど放置すると完成。酢の量を増やすとよりサッパリするという。

パッチランド #109〜

 パッチ選手村にあるアミューズメントパーク。パッチ人形のクレーンゲームが目玉である。

パッチロケット

 2500年のシャーマンファイトに向け、パッチ族が試行錯誤しているオーバーソウル。ムー大陸がほぼ壊滅してしまったため、王の社を他の惑星へ移転させるのが目的。

花組 #112〜

 カナをリーダーとするチームで、メンバーはマリとマッチ。

バナナと魚のスープ #108〜

 パッチ族の特製スープ。グレートスピリッツの「ビジョン」の後に飲むと、体調の乱れを落ち着かせる作用がある。製造方法は次の通り。@川魚4匹を水洗いし、内臓が嫌な人は取っておく。A水を切り、ボールに入れて塩を振って軽く掻き混ぜ、もう一度水洗いをする(塩で細かい鱗を取り除くため)。B沸騰したお湯に魚を入れる。C火が通ったら、輪切りにしたバナナ(甘さ控えめ)を2本とひよこ豆150gを入れる。Dトウモロコシ200gとバナナ1本をミキサーにかける。E鍋が煮立ったら、ミキサーにかけたものと塩・唐辛子を適量入れ、弱火で20分ほど煮る。煮込めば煮込むほど味に深みが増す。Fペースト状になったら完成。トウモロコシペーストを沢山入れ、コショウなどで味を調えると都会的になる。

羽茂式陰陽術 #麻葉童子U〜

 羽茂忠具が編み出した、鬼を人型に憑かせて具現化し操る陰陽術。後の世にオーバーソウルと呼ばれるもの。

ハラキホク(レフトハズハンド)&シモンマタク(ライトワイフ) #226〜

ホロホロとコロロが作り出した、新型の甲縛式オーバーソウル。ホロホロが表に出さないようにしていた本性を垣間見せることで、コロロとの更なる一体化が可能となって実現したものである。自然の力である「水」を自在に操る事で氷と化し、氷を纏って戦いを繰り広げる。左手のニポポテクンペ(手甲)から放つ衝撃波「ウォセ(遠吠え)」、右手で放つ「ルプシカテク(凍らせる手)」、シューシュワッキ(風がうなる)ほどの高速で放つ「カムイランケオプケニ(神から授かった拳)」、大気中の水分を無数の大氷塊に変えて撃ち出す「キンラカラカウカウプリウェンペ(猛る荒くれ者の雹)」などの技がある。

春雨 #2〜

 喪助が精魂込めて鍛え上げた刀で、阿弥陀丸の愛刀。喪助が最高の刀鍛冶を、阿弥陀丸が最高の侍を目指して精進を重ねる事で生み出された、二人の合作とも言うべき名刀である。元は喪助の父親の形見だった長包丁が喪助の手で立派な刀に生まれ変わり、その経緯を知った阿弥陀丸の流した涙とその時の季節が名の由来となっている。600年を経てかなりボロボロになったこの刀は、長い間ふんばりが丘郷土資料館に展示されていた。喪助が打ち直して完全修復された後は、一度は資料館に返還されたものの阿弥陀丸の媒介として葉が常に持ち歩いている。なおシャーマンファイト終了後は、紆余曲折を経て結納代わりにアルミに贈呈された模様。

万象高校 #1〜

 ふんばりが丘にある、竜たちが通っている高校。典型的な不良校であり、校舎全体が落書きで埋め尽くされている。

ハンドグレネードX #139〜

 ブンスターが独自に改良を加え完成させた、強化型手榴弾。凄まじいほどの火薬量で通常の約5倍の威力を誇るが、ハオとの戦闘による引火を防ぐため通常は肩の耐火パッドに収納されている。

ヒトダマ豪速球 #29〜

 ヒトダマモードの阿弥陀丸を敵に向かって投げ付ける荒技。憑依合体による物理攻撃が効かないシルバのオーバーソウルに対抗しようとしたものだが、霊である以上シルバに触れることが出来ず無意味だった。

ヒトダマモード #1〜

 憑依合体もしくはオーバーソウルする際に、霊が一時的に人魂へと姿を変えた状態。霊の霊力が上がれば、Ver.2のヒトダマルへと進化する。

白鵠 #235〜

 葉と阿弥陀丸が作り出した、「スピリット・オブ・ソード」の新型となる甲縛式オーバーソウル。戦いの途中でオーバーソウルのサイズを変えるのは困難であるため、出来るだけ形を変えないで様々な敵と戦えるように工夫したものである。左手にオーバーソウル本体を支えるフツノミタマの剣、右手に斬れのよい刃をこさえる春雨を持つ事で、正に攻防一体の戦いが可能となっている。その姿は、葉が昔から心惹かれている存在である白鳥を髣髴とさせる。ちなみにこれを使って戦うという事は、大地の力である「金属」を使いこなしている事にほかならない。

憑依合体 #1〜

 シャーマンが自分の体に霊を取り憑かせ、霊の動きや技などの全てをこの世にトレースする行為。ただし霊の力を100%この世に還元するためには、宿主であるシャーマンと霊の意志の完全な一致が必要となる。

ファージャ #150〜

 スペイン・バレンシアの火祭りで燃やすために作られる、巨大な木製の人形。

巫者の窟 #48〜

 出雲の海岸にある、黄泉の穴と呼ばれる場所の一つ。かつて古代人の埋葬の場であり、シャーマンの修業の場でもあった。中は四方八方上下左右の区別さえ出来ない闇の世界であり、日御碕灯台付近の絶壁の間にある出口まで最低でも七日七晩かかるという。ここでは五感が全て失われ肉体の防御が無い魂のみの世界となるため、入った者は巫力が上がるか狂い死ぬかのどちらかだったらしい。

武神魚翅 #223〜

 スーパー武神の特性を変化させ、蓮が新たに会得した甲縛式オーバーソウル。壊すのではなく与えるという考えの元に道教の法にも基づく自然の力「雷」と一体となる巫力で、巫力無効化を出来なくする事が可能である。オーバーソウルの一部を切り離し雷撃を与える「雷槍」、強力な雷撃を具現化し敵に与える「雷法」、最強の雷撃を具現化する最超奥義「九天応元雷声普化天尊」、そしてジャンヌの抜けた穴を埋めるべく得た電光の速度を用いた究極の雷撃「エレキBANG」などの技がある。また過去に使用していた数々のオーバーソウルや技も、「拳の様」などに形態を変化させる事によって自在に使う事が出来る。

フツノミタマの剣 #128〜

 千年前から葉王堂に封印され続けてきた、大昔の刀の神の剣で麻倉家に代々伝わる宝剣。世間に出せば騒ぎになるほどの国宝級の代物であり、刀をイメージしたオーバーソウルの媒介としては最高級の一品である。葉明が葉に送りつけ、今は葉の媒介となっている。

不動金縛りの術 #236〜

 修験道の術の一つ。標的を捕らえ、文字通り金縛りにする。

巫門御霊会 #165〜

 千年前の葉王が行使したという、超・占事略決に記録されている術の一つ。御霊会とは霊に霊をぶつける儀式の名であり、故に霊と霊が戦う時に使用するオーバーソウルの総称である。これで敵を攻撃し、更に巫力を上乗せして一気に滅ぼす技を「剋殺」という。

巫門遁甲 #147〜

 千年前の葉王が行使したという、超・占事略決に記録されている術の一つ。あらゆる形に変化する敵の巫力を読み取り、巫力の波に乗って己の進むべき方位を見定める方位術である。これを会得すれば、未来を予測し敵の攻撃を受け流す事が可能となる。ハオが仲間となった人物に最初に教える術であり、ハオ一派のメンバーは全員使う事が出来る。

浮遊霊 #18〜

 霊の一種。ある一定の力が無ければ、視ることも触れることもできない。

プラント #266〜

 ムー大陸の地下に広がる一本道の途中にある、十祭司が一つずつ守護する10個の部屋。砂漠・谷・火山・湖・高原・樹林・洞・海・氷河・宇宙というように、それぞれが固有の環境を再現した特殊な構造になっている。これは元々ムーの人々が宇宙へ移住するために取り揃えた研究施設であり、人間の手で全ての自然を再現し地球上のあらゆる生物が対応できる10の環境を造り上げたのである。

巫力 #28〜

 オーバーソウルを具現化するために必要な、シャーマンが生まれながらに持っている能力。あまりに消費しすぎると、立てなくなるほど意識が遠のきオーバーソウルを維持できなくなる。これはいくら修業しても増えるものではなく、高めるには一度死ぬか魂そのものを磨く必要がある。

巫力無効化 #133〜

 自身の持つしなやかな巫力により、力押しの巫力を全て受け流しオーバーソウルを無効化する一種の極意。少しでも恐れを感じてしまえば、巫力はこわばり無効化する事は出来ない。加えて、完全に具現化された自然物だけは防御不可能。

ふんばり温泉 #25〜

 竜が炎の板前になるという話を聞いて、アンナが思い描いた未来の民宿。この時から、アンナはここの美人女将となる事が夢となる。また、後に葉・竜・ファウストのチーム名にもなる。

ふんばりが丘 #1〜

 東京都西東京市の平部池々袋線にある、まだ自然が多く残っている町。

ふんばりが丘郷土資料館 #2〜

 ふんばりが丘にある、地元では有名な資料館。アクセスはふんばりが丘駅より徒歩8分。開館時間は10時〜18時、入場料は100円。町の貴重な歴史的資料が展示されており、春雨もここに安置されている。学校の生徒たちがよく社会科見学に訪れるらしい。

ふんばりが丘総合病院 #9〜

 ふんばりが丘にある、大きな総合病院。葉やまん太がよく世話になる場所である。

ふんばり観音 #18〜

 ふんばりが丘郊外にある、全長18mの観音様。アクセスはふんばりが丘駅より徒歩30分。開園時間は8時〜18時、入場料は無料。土産店には観音ブロマイドや開運キーホルダー、木刀などを売っている。

ふんばりの詩 #280〜

 ラジムに致命傷を受けたファウストが即興で考えた、ふんばり温泉公式CMソング。本人曰く「パッチソングに対抗して」考えたらしいが、効果の程は不明である。「フンフンバリバリ働いて、フンフンバリバリ出来ました。東京外れのこの街の、実の住所は埼玉で、涌いたよ涌いたよ温泉が、ハイ!本当は前から涌いてます、ふんばり温泉」。

ふんばりボウル #18〜

 かなり前に潰れてしまった、ふんばりが丘一のレジャー施設。ふんばりが丘駅からバスで30分・徒歩で10分もかかる郊外にあるほか、あまりにも蜥蜴郎の怨霊の目撃例が多かったため客に恵まれなかったという。ゲームコーナー・バッティングセンター・ボウリング場などの施設が充実しており、現在でも電気系統は修理すれば稼動する。

HEIYU #ふんばりの詩〜

 ふんばりが丘にあるスーパーマーケット。葉やアンナがよく買物に出かけている。

ベストプレイス #1〜

 竜たちが探し求めている、自分達が心の底から安らげる安息の地の事。その形態は人であったり、場所であったりと多種多様である。

宝雷剣 #75〜

 道家に代々伝わる家宝の伸縮剣。元は円が媒介として使っていたが、蓮の一時帰郷後に蓮に譲られる。全ての霊の魂を研ぎ澄まし、霊を精霊へと進化させる手助けをする特性を持っている。

BoZ #26〜

 善と良の二人で結成した、ワイルドゼロを愛車としているバンド。激しいロックサウンドに、グルーヴ感あふれるお経と木魚のビートを融合させた仏教系ユニットである。二人の特異なキャラクターとサウンドでオリコン人気は急上昇、演出も派手で見る者を飽きさせない。日本語が理解できる霊を一発で成仏させる名曲「JOH!仏〜SANKIEMON〜」、魑魅魍魎を大量に発生させる「ちみ・ちみMORYO」、魑魅魍魎たちを一斉に敵へ向けて突進させるスペシャルメドレー「さまよえる蒼い霊魂」などの持ち歌がある。ちなみに、「JOH!仏〜SANKIEMON〜」の歌詞は次の通り。「お前気付いてんのか、You already dead。疲れてるんだろう楽になれよ、G・O・K・U・R・A・K・U輝いてるぜ。自帰依仏當願衆生体解大道発無上意…」

菩薩 #222〜

 清鏡をリーダーとするチームで、メンバーはイオン。彼らの名は、悟りを求め修行しながら如来や人間をサポートする仏の総称から来ている。

星組 #112〜

 ハオをリーダーとするチームで、メンバーはラキストとオパチョ。

星の聖地 #107〜

 500年に一度、3ヶ月間だけグレートスピリッツが出現する場所。パッチ族はここに村を造り暮らしている。

星祭 #228〜

 ハオがシャーマンキングとなり、シャーマンキングダムを建設するまでの経緯を祭に見立てたもの。その経緯には、一方的な正義によって敗者を悪とする愚かな者たちを滅ぼす事も含まれている。

ぼず #120〜

 チョコラブに救われたBoZが心を入れ替え、新たに名乗りを上げたさわやか坊主系フォークデュオ。ストリートからもう一度やり直し、いつかこの時の感動を歌にしてCDを出すのが目標である。経緯は不明だが、現在はサティに助けられガンダーラの保護下にある。

BOBLOVE #163〜

 全米で大ヒットという、ボブの代表曲の一つ。紅白歌・合・戦でも披露された。「僕ボブ、夢を見た。ある朝いつもの交差点で、オレとお前宇宙の彼方、土星の輪になってダンス!隕石をかわせ呼吸に気をつけろ、息あがるまで。オレが恋をしたのはお前じゃない、愛しているのさボブラブ。一つ言わせておくれボブラブ。ここは極楽浄土ボブラブ。やはりボブラブ上等。」

ホロホロ牧場

 シャーマンファイト終了後、ホロホロが始めた牧場。大自然を体感できるフキ畑とコロポックル達と触れ合い癒される精霊体験を軸に、コロポックル達の楽園を目指している。ゴロロが発案したダイエット効果抜群のハードエクササイズ「ゴロリズム」を行っており、今なら30分無料キャンペーンを実施中。特産品の超リアルな「生マリモ」をお土産に売っていたが、売れ行きが伸びず企画倒れ。

マイ・ファウスト・ラブ #111〜

 ファウストが作詞・作曲した歌。「枯葉舞い落ちる秋の午後、彼は毎夜見る君の夢を。オ・モ・イ・ハ・セ・テ君と二人、手をつないであるいた高速道路。高鳴るムネ、君の脈拍も高速でした。誰もボク達を止められはしない、愛は鼓動の様にA・¥(永遠)。さあ目をあけてミ・ツ・メ・テ・ク・レ3つ目のエリザ。マイ・ファウスト・ラブ。」

MAGICALPRINCESS #112〜

 マーリンをリーダーとするチームで、メンバーはリルレッドとサマンサ。

敵意の炎(マステマ・ドルキーム) #257〜

 リゼルグとモルフィン、そしてロータス・エリーゼが作り出した複霊甲縛式オーバーソウル。自然の力である「火」を纏ったオーバーソウルで、モルフィンとロータスエリーゼの能力を併せ持つ。彼がこのオーバーソウルを操るのは、自身の中にある敵意と憎しみに飲み込まれないよう支配するためである。敵を骨まで焼き尽くす炎「火葬(ハルヴァヤー)」などの技を持つ。

摩多川 #68〜

 東京都第一級河川。

摩多霊園 #55〜

 東京西部最大の墓地。中にあるみまた堂ホールにて、シャーマンファイトの開会式が行われた。

マチュピチュ #203〜

 チョコラブ自身の体を媒介にアバさんを憑依させた、チョコラブのオーバーソウル。これを蜘蛛の巣のように上空に張り巡らせることで足場ができ、空中を飛ぶように駆け回る事が可能となる。また密度が薄いから発見されにくく、もし破られても少ない巫力ですぐに再生できる。かつて南米のインディオが作り上げた、広大な空中都市の遺跡がモデルとなっている。文明のほとんどは当時攻め込んできたスペイン人によって滅ぼされてしまったが、山間の深い渓谷にあったこの都市だけは手付かずのまま残されたという。

マッドナルト #6〜

 世界的なファーストフードのチェーン店。お姉さんのスマイルが無料でもらえるほか、ハンバーガーが激安!!

豆 #251〜

 東京の無人島と海のプラントにオープンしたばかりの、タリムが経営しているパッチズ・キャフェ。開放的な気分に浸れるモダンな店構えで、店内にはシャーマンファイト関連の品やネイティブアメリカンテイストの人形が飾られている。基本的なメニューは完備しており、オススメは500円の「黒糖きなこラテ(HOT)」、「豆スペシャルブレンド」など。パッチ族の村で採れたコーヒー豆から作る、エスプレッソやカフェラテをはじめとする本格的なコーヒーが自慢。中には悪意を吸収して浄化する作用がある、高級福豆ゴルドバ(価格は100gにつき380円)なるものも存在する。ちなみに赤字が出た場合は、タリムのポケットマネーで補填しなければならないらしい。なお花がプチ修羅地獄に迷い込んだ際、プチ修羅地獄店を特別臨時出店した。こちらでは南米原産のコーヒー豆を使用しており、仕入れのために南米のコーヒー農場コミューンへ出向いているという。開店時間はAM8:00〜AM1:00。

Mariachi #112〜

 ブルボンをリーダーとするチームで、メンバーはフリッシュとラモー。

マリアッチ #115〜

 メキシコ特有の楽団、またはそのメンバーの事。ヴァイオリン、トランペット、各種ギターなど7〜8人で構成されている。

万辞苑 #1〜

 まん太がいつも持ち歩いている万能百科辞典。万田院光著。収録語数はかなりのものであるほか、非常に分厚いので武器にもなる。

ミカエル #103〜

 聖なる銃弾を媒介にフェラ〜〜リテスタロッサ92年型スペチアーレを憑依させた、マルコのオーバーソウル。天使軍団の最高指揮官を務めており『神に似た者』ともいわれている、人類にとって最も重要な役割を果たす大天使である。シンボルは鞘から抜かれた懲罰の剣であり、武勇においても最も優れているという機動天使。

三日月ノ祓 #176〜

 千年前の葉王が行使したという、超・占事略決に記録されている術の一つ。技の流れが夜空に煌く三日月を連想させる事から付いた名であり、霊の体を分解する事が出来る。

巫女 #9〜

 シャーマンの称号の一つで、お告げによって神の声を聞き届ける事が出来る者たち。それにより、民衆を天災から救う事も可能だという。

土産のぐまくら #167〜

 青森県下北にある、ぐまくらいさおが経営している土産物屋。特産品・民芸品・キーホルダー・少し色っぽい耳掻きと、幅広い品を取り揃えている。

明王 #112〜

 寂尊をリーダーとするチームで、メンバーはカドゥとヤイナゲ。このチーム名は、如来の教えを理解しない救い難い輩を力ずくで懲らしめる仏の総称から来ている。

ムー大陸 #38〜

 シャーマンファイト二次トーナメントが行われる、人類初のシャーマンキングが生まれた聖地。今では全て深海の底に沈んでいるため、オーバーソウルによって空気のドームで大陸全体を包み込み4チームの12人で個人戦を行う。元々この大陸の存在を提唱したのは英国陸軍大佐を自称するアメリカの作家ジェームズ・チャーチワードだが、この人物自体が架空の存在である可能性が高い。彼によれば1万2千年前に太平洋上に存在した幻の大陸であり、高度な文明を持って繁栄を極めた末神の怒りによって一夜にして海底へ沈んだという。しかし彼が証拠としていたメキシコの古代石版やナーカル碑文は実物の写真などが一切なく、著書には未だ解読されていないイースター島の碑文からの翻訳引用があるなど、あまりにも信憑性に欠けるものばかりである。よって何の科学的証明もなされておらず、近代の創作伝承であるという結論に至っている。

メサ・ヴェルデデ #92〜

 デュリンゴの町の近くにある国立公園。メサとはアメリカインディアンの聖地の事であり、ヴェルデデはその中でも最大級のものといわれている遺跡である。白人がアメリカにやってくる前に忽然と消えた高度の文明を持つ部族の遺跡として、文化遺産に登録・保存され観光名所になっている。立ち入り禁止となっている入り組んだ洞窟の奥にパッチ族の村があるが、洞窟には複雑な迷路・無数の隠し扉や隠し通路などあらゆる人間を拒絶する様々な仕掛けが施されている。よって無事村に辿り着けるのは、グレートスピリッツに魂が導かれた者のみ。

メタトロン #104〜

 聖なるミサイルを媒介にハマーH1を憑依させた、ブンスターのオーバーソウル。最も偉大な大天使といわれ、天使たちの上に立つ役割を持っているという。メイスによる打撃で戦う機動天使。

メディスンマン #82〜

 シャーマンの称号の一つで、アメリカインディアンにおける霊的指導者。元来はシャーマン能力を使って医療を行う呪術医を指す。

メフィスト・E #130〜

 エリザの骨を媒介に精霊進化したエリザを憑依させた、ファウストの巨大オーバーソウル。メフィストは大悪魔メフィストフェレスを、Eはエリザを指している。媒介である遺骨は206個に分解して全身に配置し巫力の肉で守り、各装備はイメージを具現化しやすいように厳選された素材を使用している。右手にはいかなる敵の皮も裂くメスや肉を切るクーパー、内臓を掻き分けるゾンデを装備しており、左手の注射器でワクチンを射つ。背中には翼を持つため飛行も可能で、正に悪魔そのものといえる恐怖のメディカルデビルである(ファウストの汗を拭くハンカチも常備)。後に甲縛式オーバーソウルへと進化を遂げた際は、エリザは通常の大きさに戻り手術室の設備をそのまま装備したかのような形になる。ライトで敵の目を眩ませ無数のアンプルを発射する「アンプルハーゲルン」などの技を持つ。

安井旅館 #164〜

 木乃が経営している、長い歴史を持つ旅館。とはいえ、それは形だけでほとんどお金にはならない。専らイタコとして取っている弟子たちに、部屋を宛がう目的で使われている。

山神 #143〜

 幹久が護法で操る式神、イマリとシガラキの総称。元々神社に祀られている精霊達らしい。

ヤマタノオロチ号 #132〜

 木刀「天叢雲剣」を媒介に精霊と化した蜥蜴郎を憑依させた、竜の巨大オーバーソウル。鋼鉄の体を持つヤマタノオロチをそのまま具現化させた強力なもので、8つの首はコクピットの蜥蜴郎に直結している。

ヤマタノオロチ伝説 #102〜

 多くの死者を出した古代の大洪水により、船通山で生まれた神話。古代の人々の考えでは、稲の豊かな実りを守ってくれるのは水源地の山に住まう水の神霊だった。善神である蛇神は、水田に適度な雨水を齎し人々の生活を支えていたのである。しかし自然は人の思い通りにはならず、大雨による洪水は人々を飲み込み稲の実りを奪ってしまう。そこで斐伊川の洪水は稲田の神霊稲田姫を食い殺し、人々の生活を脅かす凶暴なオロチとみなされた。頭と尾が八つある大蛇神で身の丈は八つの丘八つの谷に及び、目は鬼灯のように赤く腹はいつも血で爛れていたという。それを退治したのがスサノオの命であり、彼が切り刻んだ尾から一振りの刀「天叢雲剣」が現れたとされている。よって船通山山頂には、「天叢雲剣出顕之地」と書かれた石碑が存在する。

ユルシ道具 #90〜

 イタコの師匠が、一人前になった弟子に免許皆伝の証として渡すもの。数珠や弓など、種類は様々。

よこしま #246〜

 X線レーザーが発射された無人島へ派遣された、自衛隊所属の大型母艦。佐藤が館長を務めており、萬純が搭乗している。

横茶基地 #77〜

 東京都にある米軍の基地。

嫁入新聞 #148〜

 嫁入新聞社発行の日刊新聞で、全国の中年シャーマンに人気。麻倉家でも定期購読している。

ヨンタフェの街 #81〜

 アメリカにある、インディアンの文化を色濃く残す街。

雷帝グループ

 シャーマンファイトから帰還した蓮が道家の資本で設立し、数年で巨大化した大企業家電機器メーカー。蓮が清華大学に通う間は表向き潤が代わりに社長を務め、運営をブロッケン、会計をザンチン、営業をビルが担当。大学卒業を機に晴れて蓮が社長(CEO)に、潤が統合副社長に、ザンチンが副社長となってからは、多くの中小企業を吸収合併して著しい成長を遂げた。シャーマンファイトのメインスポンサーの一つ。

羅睺 #26〜

 密教星曼荼羅の伝承にある、「破滅」の象徴とされる謎の星。別名「巫の星」ともいわれる。東洋の占星術では計都星と共に500年に一度地球に近付き、日食や月食を起こして大災害を齎す凶星と考えられている。パッチ族の伝承歌には、「大地に久しく二つの星が出会う時、我らが王はよみがえる。歩むべき道を照らすために、全ての円環から踏み外さぬために」と歌われている。

ラッキー山脈 #83〜

 北アメリカ大陸西部に連なる、雄大な山脈。麓にはデュリンゴの町がある。

ラファエル #104〜

 聖なる鉄鋼弾を媒介にアストンマーチン・DB4の精霊を憑依させた、デンバットのオーバーソウル。「癒しを行う輝ける者」という異名を持ち、炎の剣をシンボルとし熱を司る大天使である。懲罰の剣を高速で振り、起こした風の刃で敵を裁く戦い方を得意とする機動天使。

リリララステッキ #81〜

 セミノア族が崇める神木から削り出された、カナチ人形を操るための杖。

リンカーンX #154〜

 メイデンが外出する時に使用する、X−LAWS専用車。車種は1972年型のコンチネンタル・マークWで、コスト削減により生産中止となったフォード社往年の名モデル。直線を基調とする洗練されたデザインの剛性ボディは、歴代の米国大統領も愛用したという。

りんごウラミウタ ふんばりの詩〜

 紅白歌・合・戦でも披露された、あわやりんごのデビュー曲。「りんごの花ビラが舞い落ちるような雪の午後、うすらかがやく太陽は白く、屋根にぶらたれる無人駅のつらら。私と涙たれ流している。旅立ちがつらいのではなく、ただお前が憎いだけ。お前の顔など見たくない、二度と口など聞きたくない、しかしそれもかなわない。だって私はお前をウラんでいるから。」

ルーンマスター #127〜

 シャーマンの称号の一つで、北欧魔術を扱う者たちの総称。魔力を秘めたルーン文字を用い、神の力を召喚して術を行使する。

ルシフェル #213〜

 聖なる銃弾を媒介にランボルギーニカウンタックLP400を憑依させた、ラキストのオーバーソウル。始まりの天使ともいわれる堕天使の試作機であり、ルシファーズハンマーを武器に他の天使とは比べ物にならないほどの戦闘力を有する。ラキストが過去の聖人に倣って、グレートスピリッツの天界から地獄までを巡って造り出したという。ラキストの祖父ルークも同名のオーバーソウルを操っているが、元になった精霊が違うため別個体と思われる。なおルークやラキストが作り出したものは、ラッソ家当主スピメアの持霊・天使ルシフェルのオーバーソウルを元にした欠片らしい。

ルチフェロ

 ラキストが責任者として編集を行った、50代男性のためのエレガンテマガジン。創刊号の発売日は未定。

霊視 #78〜

 何も見ず何も聞かずに、他人の心や事柄を把握してしまう能力。発現する要因は人が感じる「寂しさ」にあるため、強弱の違いはあれど人間なら誰もが持っている力と言える。しかし限度を超えて力が強くなってしまうと否が応にも人の心が流れ込み、その深き恨みや怨念に己の心が蝕まれ遂には自ら鬼を生むようになってしまう。葉王やアンナはこの力のせいで、非常に辛い幼少時代を過ごす事となってしまった。現在のアンナは葉のおかげでこの能力から解放され、ハオは自らの意志で制御することに成功している。

霊場慕情 #106〜

 あわやりんごの代表曲の一つで、武井宏之作詞の詩。「ボジョレー・ヌーボーなんてあたしには似合わないわ。線香のケムリ、むせかえる夏の日射し、白い肌を焼く。あたしは照れるように赤くこげた霊場慕情。くるくる廻る風車、霊場慕情。苦しそうな老人達、酔った勢いで抱きしめてあげたいけど、霊場慕情。ボジョレー・ヌーボーなんて飲んだこともないもの。」

霊力 #30〜

 霊が本来持っている能力の高さを示す数値。この数値がシャーマンの持つ巫力を超えている場合、その霊をシャーマンが操ることは出来ない。もし無理に行えば、精神が崩壊し死に至る場合もある。

レミエル #104〜

 聖なる銃弾を媒介に300SLクーペの精霊を憑依させた、ケビンのオーバーソウル。「神の慈悲」の意味を持ち、復活を待つ魂の管理を司る大天使である。両腕から雷撃を繰り出す事ができる機動天使で、必殺技は相手を永遠の地獄へと叩き落とす「ヘル・エンドレス」。

ロンゲイン #48〜

 一般に広く売られている育毛剤。効果の程は不明である。

ワイルドゼロ #61〜

 BoZの愛車である、アメ車の霊柩車。どこでも演奏ができるように、世界的に有名なボーサン社のスピーカーを搭載している。